麻雀のお話

連載「これが麻雀だ」(第六回)

2018年07月27日

二五八はチーしない

一・九牌は、そのさきにもないので、行きどまりになっています。

そのため一・九牌は面子を作るチャンスが少なく、不要牌として、聴牌期前に大部分が捨てられてしまいます。

その点、二・八牌はそれほど早めには捨てられません。

三・七牌、四・六牌は面子完成に大事な牌として、出にくいので、二・八牌は聴牌期にちょうど出てくるものです。

ですから、上家から二五八の筋牌がおりてきても、チーせずにおき、他の面子の方を自摸で完成させ、聴牌は二五八牌という方が、和りやすいと思われます。

 

清一色とチー

連盟麻雀での清一色は、その飜からいって、インフレルールの七飜ぐらいに相当するものです。

チャンス至らば一路これに進むのも連盟麻雀の醍醐味であります。

配牌七・八枚から、清一色計画に進むのですが、なんといっても同種牌の数の不足から、面子が必要な五組そろうことは稀です。

チーはひかえて、門前清でいって面子をふやすことが最上の方策と思われます。

たとえ、早期にペン張などが出てきても、チーを見送り、その面子の完成はあとまわしにしても、必要な面子の数だけこしらえるようにすべきです。

自摸にたよっていれば、自摸いかんによっては、ペン張・カン張思いのままくることもあります。

最後の聴牌がペン張になっても、和れるときは案外和れるものです。

一しゃん聴ごろで、ペン張が出たのなら、一応チーして聴牌へ持ち込むのもよいでしょう。

清一色は警戒されないよう、せいぜい一副露ぐらいにとどめ、自摸に専念しなければ、できるものではありません。

よく三副露してまで、清一色を狙う人があります。

おそらく驚かしながら、敵を降ろさせ、あとから聴牌というのでしょうが、放銃の危険性もあるので、とるべき策ではないでしょう

 

第三章

ポンの戦術 

連盟麻雀では、案外、数牌のポンをします。

別に対々和を狙ってのポンでないことはもちろんで、やはりチーと同じ目的で、聴牌への最短距離に進むために用いられるものです。

 

ポンのいろいろ 

飜牌のポン

飜牌は、インフレルールでは一です。

だから飜牌はそうとう軽視され、最初の一枚などなかなかポンしない習慣を身につけていることでしょう。

飜牌は、連盟麻雀でも同じ一飜ですが、この一飜はインフレルールの二飜にもあたり、場合によってはそれ以上にもあたるので、それこそ三元牌を一つポンしたら、次の三元牌はよほどでないと出ないのが本筋です。

ですから飜牌はポンしてよいのですが、やはりチーの時と同様、和る見込みのない手ではたとえ飜牌があっても、ポンは一応見のがす手があります。

そのへんのコツは、インフレルールを経験した人は如才なく打牌すると思います。

つぎに、連盟では、七対子の役がないので、対子の多い場合は、ある程度ポンして手牌を整理していかねばならないわけです。

同じポンでも、北家とか、南家とか、または大役の人の後先に座っていることでポンすることもあるし、しないこともあります。

 

数牌のポン

手牌に五五六万と持っていて、一しゃん聴のとき、対面から万がでたのでポンすれば、門前清はこわれるが聴牌という場合、戦前の麻雀や、中国の麻雀は聴牌第一主義のため、ポンしたものです。

現在では万をつづいて捨て、聴牌をおくらせても門前清を守り五六万の面子を順子に育てて聴牌に持込み、数牌、とくに中張牌のポンはしないものです。

それでも、独立した数牌の対子なら、ほかに対子が多いときなど、ポンして聴牌へ進みますが、数牌を三枚もさらすということは、自分の手牌に関係ないようでいて、そのまわりの牌の模様や、順子の工合まで、他家に推理の材料を与えるので、全体として不利は免れません。

その意味から無造作にポンすることはさけなくてはなりません。

上手になればなるほど、一つのポンが及ぼす影響を深く考え、打牌しているのです。

前例の万のように、万は現在安全牌であっても、万は危険牌かもしれず、ポンして聴牌したとたんに、放銃してしまう例が多く、うかつなポンはやらないほうがよい。

順子形式で聴牌に進み、自摸を期待したいところです。